「エアチャイナ(中国国際航空)の評判ってどうなの?」「Air China のエコノミーや機内食は実際どんな感じ?」――航空券を比較していて Air China が安く出てきたものの、口コミが気になって予約をためらっていませんか。
結論から言うと、Air China は「とにかく安く行きたい人にはアリ。サービスに過度な期待をしなければ十分使える」航空会社です。本記事では、実際に 羽田 → 北京 → ミラノ/アテネ → 北京 → 羽田 の乗り継ぎ路線でエコノミーに搭乗した体験をもとに、座席・機内食・CAの対応・清潔感までを項目別に整理しました。予約前に「リアルな搭乗記」を知りたい方の判断材料になれば幸いです。
結論|Air China(中国国際航空)の評価まとめ
先に要点を知りたい方向けに、実際に搭乗して分かったポイントを早見表にまとめました。評価はあくまで一搭乗者の体感であり、搭乗時期・路線・機材によって状況は変わる点はご了承ください。
| 項目 | 評価 | ひとことコメント |
|---|---|---|
| 価格(運賃) | ◎ | スターアライアンス系で最安クラス。コスパ重視なら強い |
| 機内食 | ◯ | 中華中心で外れにくい。長距離は2食提供 |
| 座席・モニター | △ | 機材が古め。モニター故障に当たることも |
| 清潔感 | △ | 表面はキレイ、奥や隙間は気になる箇所あり |
| CA・サービス | △ | 基本は中国語。英語は通じないこともある |
こんな人に向いています。
- 航空券を少しでも安く抑えたい人
- 多少の古さ・汚れは気にせず眠れる人
- 中国(北京)経由でヨーロッパなどへ行きたい人
逆に、日系・大手のきめ細かいサービスを求める人には不向きです。「安さと引き換えに何を妥協できるか」で判断するのがおすすめです。
Air China を選んだ理由|スターアライアンス系で最安だった
今回ヨーロッパ旅行で Air China を選んだ最大の理由は「安さ」です。本命は ANA(全日空・スターアライアンス)でしたが、ミラノまで片道25万円(2025年10月時点)と高額でした。
一方、同じスターアライアンスで最も安かったのが Air China で片道約10万円。同じ陣営のマイルやサービスを考えても、この価格差は無視できません。さらに「中国の航空会社はロシア上空を飛べる=飛行時間が少し短くなる説」も後押しになりました(実際の飛行ルートまでは確認できていません)。
航空券は時期・路線・予約タイミングで価格が大きく変動します。「スターアライアンスで安く行きたい」「日系がどうしても高い」というときは、まず複数社をまとめて比較できる検索サイトで運賃を見比べるのが近道です。
Air China の客層・機内の雰囲気
中国の航空会社らしく、乗客は中国の方が多め。機内アナウンスやCAとのやり取りも基本は中国語です。
雰囲気として印象的だったのは、シートベルトサインが消えると一斉に立ち上がること。通路を挟んだ隣の乗客は、離着陸と食事以外はずっと別の席へ行って談笑していました。日系の落ち着いた機内をイメージしていると少し賑やかに感じるかもしれませんが、「そういう文化」として受け止めれば問題ありません。
長距離路線レビュー|北京 ⇄ ヨーロッパ(エコノミー)
ここからは、メインとなる北京 ⇄ ヨーロッパの長距離路線(エコノミー)を項目別に見ていきます。

モニター(個人エンタメ)|故障に当たることも
長距離便には個人モニターが備わっていますが、当たり外れがあるのが正直なところ。今回は行きは問題なく映画を視聴できたものの、帰り(アテネ → 北京)はモニターが完全に故障して真っ暗でした。

残り時間や到着予定が分からないのは、長距離フライトでは地味に精神的な負担になります。機材によってはモニターが古く、故障している可能性もあると想定しておくと安心です。
清潔感|表面はキレイ、奥や隙間は要注意
清潔感は「見えるところはキレイ、見えないところは…」という評価。座席の隙間やテーブルの境目など、細部には掃除が行き届いていない箇所がありました。


傾向としては「表面はキレイ/少し奥は小汚い」。神経質な方は気になるかもしれませんが、実際にはそのまま眠れたレベルです。気になる人は除菌シートを持参すると安心でしょう。
機材の古さ|配線むき出し・壁の穴も
機材自体の古さも感じました。壁を見ると穴が空いていたり、配線がむき出しになっていたりと、思わず「大丈夫かコレ…?」と感じる箇所も。

とはいえ、これは安全性というよりも単純に機材が古いことによる見た目の問題と考えられます。リモコンが壊れている席もありましたが、フライト自体は問題なく到着しています。
短距離路線レビュー|羽田 ⇄ 北京
乗り継ぎで利用する羽田 ⇄ 北京の短距離路線は、長距離便とはかなり印象が異なります。

- 個人モニターはなし。完全に国内線スタイルです。
- 軽食が1回提供。短距離の割にしっかり出ました。
- 機体はところどころ小汚い。「古い国内線」という印象。
- 搭乗はバス移動+タラップ。ボーディングブリッジではないパターンでした。

長距離便ほどの設備はありませんが、短距離区間で軽食が出るのは嬉しいポイントです(提供内容は時期・路線により異なります)。
機内食レビュー|中華中心で外れにくい
Air China の機内食は中華料理が中心で、全体的に外れにくいのが好印象でした。区間ごとに見ていきます。
北京 ⇄ ヨーロッパ(長距離)|2食提供
長距離便では2食が提供されます。基本は中華メニューで、チキンライスやビーフヌードルなど。やはり中華は安定して美味しく、機内食のハードルを大きく下げてくれます。


羽田 ⇄ 北京(短距離)|お米メニューが嬉しい
短距離区間でも食事が提供され、ビーフ・チキンといったお米のメニューが出ました。パンよりご飯派の人にとっては、短距離でもしっかりお米が食べられるのは嬉しいポイントです。

※機内食のメニューは搭乗時期・路線・クラスにより異なります。最新の提供内容は予約時に確認してください。
CA(客室乗務員)の対応|基本は中国語
サービス面で事前に知っておきたいのが言語の壁です。CAは基本的に中国語で話しかけてきます。国際線とはいえアジア圏の乗客が多いためか、英語が通じないこともあるのが実情でした。
実際、アテネ → 北京便でモニター故障の説明を求めたところ、返ってきたのは中国語のみ。英語で聞き返しても「え…?」という反応で、最終的には iPad に表示された文章を指差して「これを読んで」という形で終わりました(同行したアメリカ人の家族が英語で聞いても同様でした)。
とはいえ、ドリンクや食事のオーダーなど定型的なやり取りは問題なくできました。トラブル対応や込み入った相談は伝わりにくいことがある、と理解しておくと安心です。翻訳アプリをオフラインでも使えるよう準備しておくと、いざというとき役立ちます。
選び方|Air China が向いている人・避けたほうがいい人
ここまでの内容をふまえ、読者タイプ別に向き・不向きを整理します。
Air China がおすすめな人
- とにかく航空券を安く抑えたい人:スターアライアンス系で最安クラス。コスパは大きな魅力。
- 機内の古さ・汚れを気にせず眠れる人:多少の難はあっても「寝てしまえば気にならない」タイプに最適。
- 中国(北京)経由で欧州などへ行きたい人:乗り継ぎ路線の選択肢として有力。
避けたほうがいい人
- サービスの質に期待する人:きめ細かい対応や最新設備を求めるなら日系・大手が無難。
- 言語面で不安がある人:英語が通じにくい場面があるため、翻訳アプリ等の備えが必要。
- モニターでの映画視聴を重視する人:機材が古く、故障に当たる可能性がある。
「価格」を取るか「快適さ・サービス」を取るか――この軸で選べば後悔しにくくなります。なお、同じスターアライアンスでも便によって価格差が大きいので、予約前に複数社の運賃を比較しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. Air China(中国国際航空)の評判は悪いですか?
A. 「価格の安さ」については高評価ですが、「機材の古さ」「清潔感」「英語が通じにくい点」はネガティブに語られがちです。実際に搭乗した印象でも、安さに納得して乗るなら十分アリ。過度なサービスを期待しないことが満足度のカギです。
Q. Air China のエコノミーの機内食はおいしいですか?
A. 中華料理が中心で外れにくいのが特徴です。長距離便(北京⇄ヨーロッパ)は2食提供で、チキンライスやビーフヌードルなどが出ました。短距離(羽田⇄北京)でもお米のメニューが提供されました(内容は時期・路線により異なります)。
Q. 機内のモニターやエンタメは使えますか?
A. 長距離便には個人モニターがありますが、故障している場合もあります(今回は帰り便で真っ暗でした)。羽田⇄北京などの短距離便は個人モニターがなく、国内線スタイルです。
Q. 英語は通じますか?
A. CAは基本的に中国語で、英語が通じないこともあります。ドリンクや食事の定型的なやり取りは問題ありませんが、トラブル対応など込み入った内容は伝わりにくいことがあります。翻訳アプリを用意しておくと安心です。
Q. 羽田⇄北京はどんな機材・搭乗方式ですか?
A. 個人モニターのない国内線スタイルで、軽食が1回提供されます。搭乗はバス移動+タラップのパターンでした(空港・便により異なる場合があります)。
まとめ|Air China は「安さ重視」なら十分アリ
Air China(中国国際航空)を実際に利用して分かったのは、次の3点です。
- ✔ とにかく安く行きたい人には最高(スターアライアンス系で最安クラス)
- ✔ サービスや設備に期待しすぎると物足りない(機材が古め・英語が通じにくい)
- ✔ 日系航空会社のサービスの質を改めて実感できる
「モニターが壊れていても気にしない」「多少汚くても寝られる」という人にとっては、浮いた航空券代を現地での体験に回せる賢い選択肢です。航空券を節約したい場面では、十分にリピートを検討できる航空会社だと感じました。
予約前には、同じ路線で複数社の運賃を比較して「Air China の安さがどれくらいお得か」を確認しておくのがおすすめです。


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