「日本のお祭りに一度は行ってみたいけれど、どこを選べばいいのか分からない」「外国人の友人や家族を連れて行くなら、どのお祭りが喜ばれる?」と迷っていませんか。
結論から言うと、迷ったら「行きたい季節」から選ぶのがいちばんの近道です。冬なら「さっぽろ雪まつり」、夏なら「祇園祭」「青森ねぶた祭」「阿波おどり」、秋〜初冬なら「高山祭」「酉の市」といった具合に、季節ごとに体験できる魅力がまったく違います。
この記事では、お祭りが大好きな私が「一生に一度は体験してほしい」と本気で思う日本のお祭り9つを、季節別の早見表・見どころ・混雑や宿の取り方まで含めて紹介します。日本人の国内旅行はもちろん、外国人観光客の方にもおすすめしやすい選び方もまとめました。

結論:一生に一度は行きたい日本のお祭り9選
先に結論だけ知りたい方向けに、9つのお祭りとおすすめポイントをまとめます。
- さっぽろ雪まつり(北海道):冬の北海道を代表する、巨大雪像のスケール感
- 高山祭(岐阜県):派手さよりも「美しさ」。人混みが苦手な人にも
- 三社祭(東京都・浅草):江戸から続く神輿の熱気を都内で体感
- 祇園祭(京都府):「日本のお祭りといえば」の代表格。1か月続く祭り
- 天神祭(大阪府):船渡御と花火が同時に楽しめる、水の都らしさ全開の祭り
- 長岡まつり大花火大会(新潟県):音楽とシンクロする花火に言葉を失う
- 青森ねぶた祭(青森県):全身で「体感する」エネルギーの祭り
- 阿波おどり(徳島県):見るだけでなく、気づけば一緒に踊りたくなる
- 酉の市(東京・関東各地):熊手で開運を願う、年末を感じる縁起市
どのお祭りも開催時期は周辺の宿が埋まりやすいので、行くと決めたら日程より先に宿を押さえるのが私のおすすめです(理由は後半で詳しく書きます)。
季節別・日本のお祭り早見表
開催時期は「例年」の目安です。日程は年によって変わることがあるため、最新情報は必ず各公式サイトで確認してください。
| 季節 | お祭り | 場所 | 開催時期(例年) | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 冬 | さっぽろ雪まつり | 北海道札幌市(大通公園など) | 2月ごろ | 雪景色・ライトアップを楽しみたい人 |
| 春・秋 | 高山祭 | 岐阜県高山市 | 春(4月ごろ)と秋(10月ごろ) | 写真好き・落ち着いた旅をしたい人 |
| 初夏 | 三社祭 | 東京都台東区(浅草神社) | 5月ごろ | 東京観光と一緒に楽しみたい人 |
| 夏 | 祇園祭 | 京都府京都市 | 7月1日〜31日(山鉾巡行は17日・24日) | 日本らしさを感じたい人・外国人の案内 |
| 夏 | 天神祭 | 大阪府大阪市(大阪天満宮) | 7月下旬ごろ | 水辺の祭りと花火を一度に楽しみたい人 |
| 夏 | 長岡まつり大花火大会 | 新潟県長岡市 | 8月2日・3日 | 花火で感動したい人 |
| 夏 | 青森ねぶた祭 | 青森県青森市 | 8月上旬ごろ | 熱気を全身で体感したい人 |
| 夏 | 阿波おどり | 徳島県徳島市 | 8月11日〜15日 | 見るだけでなく参加感がほしい人 |
| 初冬 | 酉の市 | 浅草・新宿(花園神社)・府中など関東各地 | 11月の「酉の日」 | 縁起物が好きな人・年末の風物詩を味わいたい人 |
日本のお祭りおすすめ9選|見どころと楽しみ方
ここからは、季節順にそれぞれのお祭りの魅力を紹介します。お祭りを目的に旅をすると、観光地を巡るだけの旅では分からないその土地の空気や人の温度まで感じられるのが、私がお祭り旅をおすすめする理由です。
1. さっぽろ雪まつり(北海道)|冬の北海道を代表する一大イベント
- 開催時期:例年 冬(2月ごろ)
- 場所:北海道札幌市の大通公園など
- 公式サイト:さっぽろ雪まつり公式サイト
会場に足を踏み入れた瞬間に広がるのは、想像以上のスケール感です。巨大な雪像はただ「大きい」だけでなく、近くで見ると細部まで丁寧に作り込まれているのが分かります。
昼は青空に映え、夜はライトアップで幻想的な雰囲気に変わるので、昼と夜の両方を見るのがおすすめです。雪に慣れていない外国人の方にとっても、冬の日本を象徴する体験になります。
注意点は寒さです。防寒対策さえ万全にすれば、「寒さも含めて楽しかった」と思える冬ならではのお祭りでした。
北海道は飛行機での移動が基本なので、日程が決まったら早めに航空券の価格をチェックしておくと安心です。
2. 高山祭(岐阜県)|派手さより「美しさ」を味わう祭り
- 開催時期:例年 春(4月ごろ)と秋(10月ごろ)の年2回
- 場所:岐阜県高山市(飛騨高山の城下町)
- 公式サイト:飛騨高山旅ガイド(高山市観光公式サイト)
高山祭の魅力は、派手さよりも「美しさ」です。精巧な装飾が施された屋台が、城下町をゆっくりと巡行します。
春は桜、秋は紅葉。どちらの季節も、古い街並みと祭りが自然に溶け込む光景は圧巻です。
大規模な祭りの中では人混みが苦手な方でも比較的楽しみやすいので、写真好きの方や、落ち着いた旅がしたい方に特におすすめです。
3. 三社祭(東京都・浅草)|江戸から続く神輿の熱気
- 開催時期:例年 初夏(5月ごろ)
- 場所:東京都台東区・浅草神社周辺
- 公式サイト:浅草神社 三社祭
三社祭は、浅草の街が一年でいちばん熱くなる日です。威勢の良い掛け声と、神輿を担ぐ人たちの表情からは、江戸時代から続く祭りの魂を感じます。
「東京にも、こんなに熱い祭りがあるんだ」と、きっと驚くはずです。私が想像する「江戸っ子」らしさをいちばん感じられるお祭りでもあります。
都内なので地方の祭りより気軽に行けるのも魅力。浅草観光と組み合わせれば、外国人の友人を案内する日程にも組み込みやすいです。
あわせて読みたい:外国人に人気の東京観光スポット10選
4. 祇園祭(京都府)|「日本のお祭りといえば?」の代表格
- 開催時期:例年 7月1日〜31日(ハイライトの山鉾巡行は17日と24日)
- 場所:京都府京都市
- 公式サイト:京都観光Navi(京都市公式)祇園祭
祇園祭は日本三大祭のひとつで、「京都祇園祭の山鉾行事」はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。1日だけのお祭りではなく、7月の1か月間をかけて、京都の街全体が少しずつ祭り色に染まっていきます。
山鉾巡行はもちろん見どころですが、実は宵山の夜に屋台を眺めながら歩くだけでも十分楽しめます。
混雑は覚悟が必要です。それでも「日本のお祭りといえば?」と聞かれたときに真っ先に思い浮かぶ理由が、現地に行くとよく分かるはずです。日本らしさを体験してほしい外国人の方を案内するなら、私はまず祇園祭をすすめます。
海外から京都へ来る方や、航空券とホテルをまとめて手配したい方は、セット予約ができるサービスを使うと準備がラクになります。
5. 天神祭(大阪府)|船渡御と花火が同時に楽しめる水の都の祭り
- 開催時期:例年 夏(7月下旬ごろ)
- 場所:大阪府大阪市・大阪天満宮周辺
- 公式サイト:大阪天満宮 天神祭
天神祭は、菅原道真公をお祀りする大阪天満宮のお祭りです。船渡御と花火が同時に楽しめるのが最大の特徴で、まさに水の都・大阪らしさ全開。
陸の熱気と、水辺の涼やかさが交差する雰囲気は独特で、ほかのお祭りとはまた違った魅力があります。
6. 長岡まつり大花火大会(新潟県)|思わず涙が出る花火
- 開催時期:例年 8月2日・3日
- 場所:新潟県長岡市
- 公式サイト:「長岡花火」公式ウェブサイト(長岡花火財団)
長岡花火は、ただの花火大会ではありません。平和への祈りや、復興への想いが込められた花火です。
特に「フェニックス」は、音楽とシンクロしながら夜空いっぱいに広がり、思わず言葉を失うほど。「感動して泣いた」という声が多いのも納得の花火大会です。
お祭りの中でも「花火」を目的に旅をしたい方には、真っ先におすすめしたい1つです。
7. 青森ねぶた祭(青森県)|全身で「体感する」エネルギーの祭り
- 開催時期:例年 夏(8月上旬ごろ)
- 場所:青森県青森市
- 公式サイト:青森ねぶた祭 公式サイト
ねぶた祭の魅力は、とにかくエネルギーです。巨大なねぶたが街を進むたびに、太鼓と掛け声が体の奥まで響いてきます。
静かに眺めるお祭りではなく、全身で「体感するお祭り」。初めて訪れた人でも、自然とその熱気に引き込まれてしまいます。
ただし、私が行ったときはホテルの予約がとても大変でした。開催期間中は市内の宿が埋まりやすいので、行くと決めたらすぐに宿を探すのがおすすめです。私がよく使っているのはYahoo!トラベルです。
8. 阿波おどり(徳島県)|見るだけじゃ物足りない人へ
- 開催時期:例年 8月11日〜15日の5日間
- 場所:徳島県徳島市
- 公式サイト:The Awaodori
阿波おどりは400年以上の歴史があり、毎年国内外から100万人を超える観光客が訪れるお祭りです。
いちばんの特徴は、観客と踊り手の境界がとても曖昧なこと。最初は見ているだけでも、気づけばリズムに乗って体が動いてしまう、そんな不思議な魅力があります。
「お祭りは好きだけど、見るだけじゃ物足りない」という人には、間違いなく刺さるお祭りです。
9. 酉の市(東京・関東各地)|熊手で開運を願う年末の縁起市
- 開催時期:例年 11月の「酉の日」
- 場所:浅草・新宿(花園神社)・府中など、関東を中心に各地
- 公式サイト:浅草 酉の市公式ホームページ / 花園神社
酉の市は、毎年11月の「酉の日」に行われる縁起市です。主に浅草・新宿・府中など、関東を中心に開催されます。
境内に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは色鮮やかな熊手の数々。商売繁盛や開運招福を願い、威勢のいい掛け声とともに熊手を買い求める光景は、年末が近づいていることを実感させてくれます。
酉の日は年によって日付も回数も変わるので、行く前に必ずその年の日程を公式サイトで確認してください。
失敗しない日本のお祭りの選び方
外国人の友人・家族を案内するなら
「日本らしさ」を分かりやすく体験してもらうなら、祇園祭と三社祭が鉄板です。京都・東京という観光の拠点にあるので、ほかの観光と組み合わせやすいのもポイント。雪を見たことがない方にはさっぽろ雪まつりも喜ばれます。
人混みが苦手・ゆっくり楽しみたいなら
比較的落ち着いて楽しめる高山祭がおすすめです。桜や紅葉の季節と重なるので、祭りと街並みをセットで楽しめます。
熱気を全身で味わいたいなら
「見る」より「体感する」なら青森ねぶた祭、「参加する」感覚まで欲しいなら阿波おどり。どちらも夏の旅のメインイベントになります。
花火で感動したいなら
長岡まつり大花火大会と、船渡御と花火を同時に楽しめる天神祭がおすすめです。
週末に気軽に行きたいなら
関東在住なら、都内で開催される三社祭や酉の市が気軽です。遠出の予定がなくても日本のお祭りの雰囲気を味わえます。
お祭り旅は「宿を先に取る」が鉄則
人気のお祭りは、開催期間中に周辺のホテルが一気に埋まります。私自身、青森ねぶた祭ではホテルの予約にとても苦労しました。
そこで私がおすすめしたいのは、次の順番で準備することです。
- 公式サイトでその年の開催日程を確認する
- 日程が決まったら、まず宿を押さえる(キャンセル無料のプランだと安心)
- そのあとで飛行機・新幹線などの移動手段を手配する
- 開催地の中心部が満室なら、電車で移動できる周辺の街も候補に入れる
複数の予約サイトを見比べると、同じエリアでも空室が見つかることがあります。国内の宿探しなら楽天トラベルも合わせてチェックしてみてください。
旅行の予約アプリをまとめて比較したい方は、海外旅行の予約アプリおすすめ7選も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 日本のお祭りで、外国人に特に人気なのはどれですか?
A. 私がまずおすすめするのは、京都の祇園祭と浅草の三社祭です。どちらも観光の拠点にあり、日本らしい雰囲気を分かりやすく体験できます。冬なら、さっぽろ雪まつりも雪景色とライトアップで喜ばれやすいお祭りです。
Q. お祭りの開催日はどこで確認すればいいですか?
A. 開催日は年によって変わることがあるため、必ず各お祭りの公式サイトで最新情報を確認してください。この記事の各お祭りの紹介に、公式サイトへのリンクを載せています。
Q. お祭りの時期の宿はいつ予約すればいいですか?
A. 行くと決めた時点で、できるだけ早く予約するのがおすすめです。私は青森ねぶた祭のときにホテル探しでとても苦労しました。キャンセル無料のプランを先に押さえておけば、予定が変わっても対応しやすくなります。
Q. 人混みが苦手でも楽しめるお祭りはありますか?
A. 高山祭は、大規模なお祭りの中では比較的落ち着いて楽しみやすいお祭りです。祇園祭も、山鉾巡行の日を避けて宵山の夜の屋台を歩くなど、楽しみ方を工夫できます。
Q. 冬に行ける日本のお祭りはありますか?
A. 冬なら北海道のさっぽろ雪まつりがおすすめです。初冬(11月)であれば、関東各地で開かれる酉の市もあります。雪まつりに行く場合は防寒対策を万全にしてください。
Q. 海外のお祭りにも興味があります。おすすめはありますか?
A. タイのコムローイ祭りは、無数のランタンが夜空に浮かぶ幻想的なお祭りです。詳しくはコムローイ祭り完全ガイドにまとめています。
まとめ:お祭りは、その土地の「素顔」に出会う旅
お祭りに行くと、ガイドブックには載っていないその土地の素顔が見えてきます。今回紹介した9つのお祭りを、もう一度季節ごとに振り返ります。
- 冬:さっぽろ雪まつり
- 春・秋:高山祭
- 初夏:三社祭
- 夏:祇園祭、天神祭、長岡まつり大花火大会、青森ねぶた祭、阿波おどり
- 初冬:酉の市
もし次の旅先に迷ったら、お祭りの開催時期から旅を組み立ててみるのもおすすめです。人気のお祭りほど宿が早く埋まるので、日程を確認したら早めに宿を押さえておきましょう。
忘れられない旅になりますように。


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