「留学・ワーホリに行くことは決めたけれど、どの国・どの都市にすればいいのか分からない」。行く決心がついた後、ここで手が止まる人はとても多いです。
私は2カ国で留学・ワーホリを経験しましたが、行く都市によって雰囲気も、稼ぎやすさも、英語の伸び方もまったく違うと実感しました。結論から言うと、国・都市選びは「目的 → 気候・治安・物価 → 下見 → 最後はデメリットで比較」の順に絞り込むと後悔しにくくなります。
この記事では、私の経験をもとに、国・都市を決めるための判断軸をステップ形式で整理し、カナダ・フィリピン・マルタ・ドバイなど候補になりやすい国の特徴を比較表にまとめました。
※まだ「そもそも行くべきか」で迷っている方は、先にワーホリ行くべき?不安だった私がカナダで分かった本音と準備ステップを読んでみてください。

結論:留学・ワーホリの国・都市は5ステップで決める
先に結論をまとめます。迷ったら次の順番で候補を絞り込んでください。
- 目的を決める:稼ぎたいのか、英語を真剣に学びたいのか、仕事を休んで楽しみたいのか
- 気候・治安・物価で絞る:「これは無理」というNG条件から消していく
- 可能なら一度旅行で下見する:生活がイメージできる国は失敗しにくい
- 希望がない人は「やりたいこと」から逆算:のんびり派は田舎、刺激派は都会
- 最後の2択はデメリットで比較:留学は大変なことの方が多いので、我慢できる方を選ぶ
候補になりやすい国の比較表
元記事(私の体験談)で取り上げた国を中心に、目的別の向き・不向きを整理しました。ビザ条件や費用は年度によって変わるため、最終判断の前に必ず公式情報を確認してください。
| 国・都市 | 向いている目的 | 特徴・ポイント |
|---|---|---|
| カナダ | 稼ぎたい・ワーホリ | ワーホリが可能。チップ文化があるため、飲食などの仕事で稼ぎやすい |
| フィリピン | 費用を抑えて英語を学びたい | 物価が比較的安く、予算が少ない人の選択肢になる |
| 韓国 | 費用を抑えたい | 物価面で選びやすく、お金に余裕がない人向け |
| マルタ | 仕事の休憩・旅行も楽しみたい | 英語圏かつEU加盟国なので、他のEU諸国へ旅行に出やすい |
| ドバイ | 年齢を気にせず働きたい | ワーホリの年齢制限に関係なく、パートタイムで働ける選択肢がある |
| ニューヨークなど大都市 | 刺激・都会生活を求める人 | 物価が高いので、その中で生活できるか資金計画が必須 |
ステップ1:目的によって決める
最初に決めるべきなのは「何のために行くのか」です。目的が違えば、選ぶべき国も都市もまったく変わります。

お金を貯めたい・稼ぎたい人
- ワーホリできる国に絞る:現地で働けることが前提になります
- チップ文化がある国の方が稼ぎやすい:カナダなどは時給にチップが上乗せされるため、飲食店勤務などで収入が伸びやすいです
- 田舎より都会:賃金が高く、働き口も多いのは都会です
- 年齢制限に注意:ワーホリには年齢制限があり、30歳を過ぎると行けなくなります
- 30歳以上ならドバイも選択肢:ドバイは年齢に関係なくパートタイムで働ける道があります
英語を真剣に学びたい人
- 都会より田舎:田舎の方が日本人が少なく、日本語に頼れない環境を作りやすいです
- 語学学校の質を見る:同じ国でも学校によって環境は大きく異なります
- 学びたいプログラムから逆算する:医療英語、ビジネスプログラム、教育、経営など、専門コースがある学校から国を選ぶのも有効です
どの国を選ぶにしても、出発前から英語を話すことに慣れておくと現地での授業や生活がスムーズになります。アプリで「話す量」を増やしておくのも一つの方法です。
AI英会話アプリ「スピーク」を見てみる仕事を少し休憩したい人
- とにかく楽しめる都市を選ぶ:せっかくの休憩期間なので、自分がワクワクできるかを優先
- 同年代が多いか:社会人が大学生だらけの環境に入るのは、正直しんどいと感じました
- 周辺の国・都市へ旅行しやすいか:長期休みは旅行のチャンス。たとえばマルタは英語圏かつEUなので、他のEU諸国へ出やすいです
ステップ2:気候・治安・物価で絞り込む
目的で候補を出したら、次は生活面の条件でふるいにかけます。コツは「NG条件から決めていく」ことです。

気候:「寒いのは無理」「雨が多いのは嫌」から消す
寒い地域がNG、雨が多いのが苦手など、どうしても合わない条件を先に除外すると選びやすくなります。
一方で、私の個人的なおすすめは「日本では一生味わえない環境・気候」を選ぶことです。一生住むわけではないので、人生経験として極寒の地に住んでみるのも十分ありだと思います。
治安:特に女性は最優先で確認
- ネットで調べるだけでなく、実際に住んでいる人に聞く
- 安全に食べ物が食べられるか
- 夜に外を出歩けるか
治安は長期滞在の満足度を大きく左右します。
物価:その街で生活し続けられるか
- ニューヨークのように物価が高い都市で、自分が生活できるのかをシミュレーションする
- 予算が少ないなら、韓国やフィリピンなど物価を抑えられる国がおすすめ
ステップ3:可能なら一度旅行して下見する
時間とお金に余裕があれば、候補の国に一度旅行してみるのが一番確実です。

- 一度行ったことがある国は、治安や物価の感覚がつかめて生活を想像しやすい
- これまで旅行した国の中にお気に入りがあれば、そこから決めるのもあり
下見旅行の航空券やホテルは、まとめて比較・予約できるサービスを使うと手配が楽になります。
ステップ4:特に希望がない人は「やりたいこと」から逆算する
「行きたい国が特にない」という人は、まず自分が何をしたいのかを書き出してみてください。
- 好きなことを極めたい
- 外国人の友達を作りたい
- 海外に住んでみたい
- 好きな映画・ドラマのような生活をしてみたい
- 現実逃避したい
- 多言語を学びたい
- 旅行したい
それでもやりたいことが全く思いつかない場合は、シンプルに考えましょう。
- のんびりしたいなら田舎へ
- 刺激を求めるなら都会へ
ステップ5:最後の2択は「デメリット」で比較する
2カ国、または2都市まで絞ったのに決めきれない場合は、メリットではなくデメリットで比べるのがおすすめです。
留学・ワーホリはいいことばかりではなく、むしろ大変なことの方が多いと私は感じました。「この不便さなら我慢できる」と思える方を選ぶと、現地に行ってからの後悔が少なくなります。
読者タイプ別:おすすめの選び方
| こんな人 | 選び方の軸 | 候補の例 |
|---|---|---|
| しっかり稼ぎたい | ワーホリ可・チップ文化・都会 | カナダの都市部 |
| 30歳以上で働きたい | 年齢制限のない就労 | ドバイ |
| 英語を本気で伸ばしたい | 日本人が少ない田舎・学校の質・専門プログラム | 地方都市の語学学校 |
| 予算を抑えたい | 物価の安さ | フィリピン、韓国 |
| 休憩しつつ旅行も楽しみたい | 同年代の多さ・周辺国へのアクセス | マルタ |
| やりたいことが決まっていない | のんびり派か刺激派か | 田舎 or 都会 |
行き先が決まったら、次は出発準備です。ビザ手続きや航空券、お金の準備の流れはワーホリ行くべき?不安だった私がカナダで分かった本音と準備ステップで、持ち物は海外長期滞在の持ち物10選|留学・ワーホリで役立つ日本の必需品でまとめています。
よくある質問
Q. 30歳を過ぎてもワーホリに行けますか?
A. ワーホリには年齢制限があり、30歳を過ぎると行けなくなります。年齢上限は国ごとに異なる場合があるため、必ず公式情報を確認してください。 30歳以上で海外で働きたい場合は、年齢に関係なくパートタイムで働ける道があるドバイも選択肢になります。
Q. 英語を伸ばしたいなら都会と田舎のどちらがいいですか?
A. 英語を真剣に学びたいなら田舎がおすすめです。都会に比べて日本人が少なく、英語を使わざるを得ない環境を作りやすいからです。あわせて語学学校の質や、学びたいプログラムがあるかも確認しましょう。
Q. 稼ぐことが目的ならどの国がいいですか?
A. ワーホリができ、チップ文化がある国が稼ぎやすいです。カナダはその代表例です。また、田舎より都会の方が賃金が高く仕事も見つけやすい傾向があります。
Q. 予算が少なくても留学できる国はありますか?
A. 物価を抑えたいなら、韓国やフィリピンなどがおすすめです。逆にニューヨークのような物価の高い都市は、生活費を事前にシミュレーションしておく必要があります。
Q. 下見旅行は必ず行くべきですか?
A. 必須ではありませんが、時間とお金に余裕があれば行ってみるのがおすすめです。一度訪れると治安や物価が肌感覚で分かり、生活のイメージがつかみやすくなります。
Q. 2つの候補からどうしても決められません。
A. デメリットで比較してみてください。留学・ワーホリは大変なことの方が多いので、「このデメリットなら耐えられる」と思える方を選ぶと後悔しにくいです。
まとめ:目的から逆算すれば、行き先は自然に決まる
留学・ワーホリの国・都市選びのポイントをおさらいします。
- 目的を決める(稼ぐ・英語を学ぶ・休憩する)
- 気候・治安・物価はNG条件から消していく
- 余裕があれば一度旅行して下見する
- 希望がなければのんびり派は田舎、刺激派は都会
- 最後の2択はデメリットで比較する
行く都市によって雰囲気は本当に違いますが、私の経験上、どの場所を選んでも必ず楽しい経験になります。後悔しない場所を選んで、留学・ワーホリを全力で楽しんできてください。

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